食べ過ぎにて起こる歯痛

年末年始の暴飲暴食がたたり激しい歯痛に襲われた1月。
胃のお疲れにご注意下さいね。

その後、暴飲暴食から起こる歯痛の機序をいつか・・・と言いつつ放置していたので、今日はそのご説明を。笑

まず説明しないといけないのは経絡について。
東洋医学的な考え方に経絡と言うものがあります。
経絡とは、身体の内(五臓六腑)と外(外部環境)を結ぶルートであり、身体を維持する気血や病の原因である邪気が移動する通路です。

この経絡が身体に12本(五臓六腑+三焦)あるのですよ。
その経絡の変動によって起こる不調を十二経絡病症と言って、
それぞれの経絡の走行上にでる不調もあれば、経絡に関連する臓腑の不調として現れるものもあります。

で、ですね、その内の一つに足陽明胃経と言って、顔面から首前面、胸部、腹部、鼠径部、脚前面、足の親指まで続くルートがあるのですね。
その顔面の中に上歯が入っているのです。


新版 経絡経穴概論

なので、暴飲暴食や辛いものや脂っこいもの偏食により、胃腸の疲労から出た熱が上昇して、私のように虫歯などがあるとそこへ痛みとして現れる事があるのですね。

ちなみに、私の虫歯は治療中で、あと1回で終了予定となりました。
しかし先日、再び痛みに襲われました。
今回は足陽明胃経の梁丘(郄穴←急性症状に効果的)に鍼をしたら嘘みたいに痛みが引きましたよ。
またもや食べ過ぎだったらしいです。

みなさまも、飲みすぎ食べ過ぎにはご注意くださいね。(^^)

肩こり、腰痛、頭痛、冷えなどツライお身体の不調、我慢しないで一度ご相談下さいね。
当院では心地よい刺激でお身体のリズムを整えます。
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